はい、こんにちは!きょうたです。
今回は山の中に住んではいけないということについて記事を書きます。
なぜ突然山に住んでいる人全員を敵に回すような記事を書くのかと言いますと。
何を隠そう僕が生まれた実家が山の中にあるからです。
そして僕は30歳のおっさんになっているので現在一人暮らしをしているわけですが、
僕が住んでいるのは四畳半のマンションであり平地です。
というわけでこれから一人暮らしをしようと考えている人に向けてな記事になるわけですが、
今回はなぜ山の中に住んではいけないのかということについて記事を書きたいと思います。
※最後に山の中に住むべき人とタイミングを自分の意見として書いてます
目次
山の中に住んではいけない理由①同じ地域でも平地に比べて気温が低い
まず僕が住んでいるのは広島県というところなのですが、
広島県は意外と県の面積が広くて海沿いの地域もあれば、川沿いの地域もあれば、山の中の地域があります。
で、先に書いたように僕が幼少期に暮らしていたのは山の中にある実家なわけですが、
人間は生まれたての動物と同じで生まれた環境が当たり前になってしまうわけです。
何が言いたいかと言うと僕は冬の時期に常識的な広島県の寒さはこれくらいだろうなと感じていた寒さが、
実は同じ広島県でも平地に住めば全然寒さが違っていたことを知ってしまったのです。
では冬の時期に山の中にある実家に住んでいるとどういう問題が起きるのか説明していきます。
冬の時期に山の中に住むとおこること①ストーブがたくさん必要、灯油代、電気代が半端ない
まず冬の時期に山の中に住むと何が困るかと言うとストーブがたくさんいるということです。
広島県というと関東の人からしたら西のほうにあるからそんなに寒くないんじゃないの?
というイメージを持つ人がいるのですが僕が子供の頃は雪合戦の授業があったくらい寒いし雪が降ります。
話を戻すと雪が降るくらい寒い地域の山の中の家というのはそれはもう極寒です。
冗談抜きで冷蔵庫の中と同じくらいの寒さです。
僕の実家は親が離婚して今は借家に住んでいてさほど広い家ではないのですが、
それでもリビングに石油ストーブを一つ、脱衣所にに電気ストーブを一つ、寝室に電気ストーブを一つと、
各移動する先々にストーブが置いてあります。
というかこれは母が贅沢とかそんな話ではなく単純にストーブをおかないと死ぬくらい寒いからです。
ということでたくさん山の中の家に住むとストーブをたくさん買わなければいけません。
さらに石油ストーブには石油が灯油が必要なので灯油が必要になってきます。
灯油屋さんは家に来てくれるので買いに行く手間はありませんが灯油は安くないくせにすぐになくなります。
そして電気ストーブだって数が増えれば増えるほど電気代がかかります。
冬の時期に山の中に住むとおこること②何をするにも行動するのに時間がかかる
これは僕の自堕落な性格のせいもあるのかもしれませんが家が寒いとまず何もやる気が起きません。
僕が正月に実家に帰った時に二階の寝室から下のリビングに降りてきた時に何をするかというと即コタツに入ります。
そしてそこから中々出ることができない。
コタツに入りながら石油ストーブの電源を入れてやっと人間が活動できる暖かさになって始めて行動開始できます。
そしていざ朝の支度をしようと洗面所に行くとまたもや冷蔵庫の中のような寒さが待ち受けています。
洗面所のストーブのスイッチを入れてドアを閉めて洗面所が温まるまで待たなければいけないんわです。
山の上に住んではいけない理由②何をするにも車がいるから子供はめちゃくちゃ困る
僕は中学受験をしていたので地元の家から近い中学ではなく実家がある山を降りて、
片道40分かかる中学、高校に通っていました。
子供の頃は車なんて乗れないので自転車で山を降りて学校に行き、
帰りは部活終わりの疲れた体に鞭を売って自転車で山を登るのが当たり前だったので、
山の中に住んでいることに疑問を持たなかったわけです。
しかし大人になって免許をとっていざ車に乗れる年齢になると、
大人の山の中の田舎じゃないと一軒家を建てれないというエゴのために
なんて子供にとって理不尽な場所で生まれてしまったんだと気づいたわけです。
もちろん僕の親の世代はまだまだバブル真っ只中の世代なので、
結婚して子供を作り、マイカー、マイホームを持つのが当たり前の世代だったので、
親に対して恨みなどは全くないわけですが。
しかし今は不景気真っ只中で将来は老人だらけになり日本人の人口は減っていく世の中で、
未だに市内中心部に家を買うのは高いからと山の中のように市内から離れた場所に家を買おうとしている人がいますが、
できればもう一度考え直してほしいですね。
何度もいいますが大人は車があるからいいんです。
でも子供はどうやっても法律という壁がある以上車に乗ることはできません。
もしも親が子供の頃に平地の家で暮らしていて山の中の家から通う辛さを知らずに、
子供には自分が山の中の家を買うから自転車で通えなんてのはエゴというかもう酷い以外の言葉が見つからないです。
山の上に住んではいけない理由③高齢になり車に乗るのは危険
山の中に住むと言うことは車が必ず必要だということです。
現在人間の寿命は伸び続けているわけですが、
恐らく僕のおじいちゃんのような戦後世代の人達は自分達の寿命がここまで伸びるとは思っていなかったわけです。
僕のおじいちゃんも僕の実家から近い山の中に住んでいるわけですが、
周りには一軒家しかない団地に住んでいるため何か買い物に行くには必ず車に乗らないといけません。
今年で81歳で僕らとしてはお金がないわけでもないのでタクシーを利用して、
免許を返納してほしいわけですが実際問題そうはいきません。
やはり昔の人にとって車とはステータスであり生きがいなので、
どれだけ高齢者が車で事件を起こしていようと、
実際に自分のミニ事件が起きるまでは言うことを聞かないのが人間だと思います。
僕ら親戚としては事故を起こさないように車に乗ってくれと願う以外の方法がありません。
事故を起こしてからでは遅いと言う意見もわかるのですが、
実際問題高齢者の免許返納問題というのはとても難しいと思います。
どうすればこれらの問題を解決できるのか?
では山の中の家に住んだ時に起る様々な問題があるわけですが、
これらをどうやったら解決できるのかを説明してきます。
①狭い家に住めば家賃が安いので平地に住める
まず初めに一人暮らしであれば狭い家に住んでください。
四人家族がいたとしても中古のマンションで充分です。
なぜ狭い家がいいかというと狭い家というのは家賃が安いので市内中心部近くに住めるから。
市内にはスーパーを含めて各施設が完全に揃っているので生活に困ることはありません。
さらに平地なので市内なら何をするのも自転車で行けますし平地なら自転車は苦になりません。
自転車は車のような維持費もかかりませんし、万が一壊れても修理代は車ほどかかりません。
田舎=車が必ずいると思い込んでいる人がいますが田舎でも広島のようなギリギリ政令指定都市で、
市内に住めば車が必要になる場面というのは非常に少ないです。
さらに平地なら徒歩で歩くのも苦じゃないので高齢者になっても住みやすいです。
山の中から車で買い物に行くのは親戚としては心配ですが、
歩いて買い物に行けるのなら安全ですし、健康にもいいです。
②部屋が狭いとエアコンの暖房だけでいい
僕のように四畳半の家に住めとはいいませんが狭い家というのはその分暖房が早く効くため暖かいです。
実際に正月に山の中の実家で過ごした後に平地にある僕が住んでいるマンションに戻ると、
部屋が暖かすぎてビックリします。
部屋もエアコンの暖房だけで充分なので各部屋に置くストーブ代もいらなければ、
石油代や電気代も山の中に住んでいる人に比べて安いです。
では山の中に住んではいけないのか?
ここまで書いたら山の中に住んでいる人を全面否定しているように聞こえますがそうではありません。
では僕が東京で10年くらし11回の引っ越しを繰り返した経験を元に山の中に住むのがおすすめな人とタイミングを考察してみます。
まずキャンプや自然が好きで寒かろうが暑かろうが山の中に住みたいという人。
こういう人は山の中に住むのはいいと思います。
元々キャンプや自然が好きな人なら寒さや暑さもまた自然の醍醐味として楽しめるので、
ストーブを何個も買ったり、窓や壁を分厚くしたり、雪かきをするのも楽しいと思います。
次に山の中に住むタイミングですが子供がいない若い時だけ山の中に住むのはありだと思います。
山の中というのは住みたがる人が少ないので家賃が安いです。
若い人なら車で事故をする確率も少ないでしょうし、
子供がいないなら車を運転すれば自分は困らないのでとてもいいと思います。
雪かきが必要なくらい豪雪地帯でも若いなら自分で雪かきをすればいいので合理的。
反対に誰かと結婚して子供ができて家族が増えるのなら山の中から平地に移り住むべきかなと考えます。
なぜなら上に書いたように子供が大人のエゴで自転車で大変な思いをしないといけないからです。
さらに自分達が老人になって足腰が弱ると山の中は危ないですし、
車がないと何もできなくなるくらいなら家族ができる段階で平地に暮らすのがベター。
最後に
今回は実家が山の中にあり18歳まで山の中で暮らした後、
東京で一人暮らしを10年経験した経験を元に山の中に住むことをおすすめしない理由を記事にしました。