ユニクロで買った服がボロボロになってきた。
子供が成長してユニクロの子供服が着れなくなった。
こんな悩みはないでしょうか?
ユニクロは全国に店舗があり、安く服を買うことができてとても便利です。
僕もつい最近まで全身ユニクロにしていたくらい、
ユニクロのヘビーユーザーでした。
そんなユニクロの悩みと言えば「服の耐久性」だと思います。
服によっては二、三年は持ってくれる服もありますが、
やはり値段が安い服ほど劣化するのは早いものです。
今回はそんなユニクロの着れなくなった服、着なくなった服をリサイクルする方法。
リサイクルすることでどんなことに貢献できるのかを解説していきます。
目次
ユニクロで服をリサイクルする方法
ユニクロで服をリサイクルする方法はとても簡単です。
ユニクロ店内にある「UNIQLO RECYCLE BOX」
と書いてある箱に着なくなった服ユニクロの服をいれるだけです。
僕は念のため店員さんに「ここにいらない服入れていいですか?」と確認しました。
すると「ありがとうございます」と返事をいただけました。
ただ捨てるだけなら誰にも感謝されませんが、
リサイクルすると人に感謝されるのは何だか気持ちがいいですし、
お気に入りの服がまた別の形で誰かのためになるのは嬉しい。
ちなみにこの時僕がリサイクルに出したユニクロの服は
- シームレスダウンパーカー(3年くらい着ました)
- ドライカラーVネックT(半袖)5着(一年くらい着ました)
ユニクロは安くていい服がたくさんあるのが利点ですが、
安いが故にメルカリや買取ショップでは値段がつきません。
つくとしても一キロ10円とかそんなレベルでしょう。
それならばユニクロのリサイクルボックスに持って行って、
有効活用してもらったほうがいいに決まっています。(決めつけ)
ユニクロのリサイクルは何ができるのか?①ダウンからダウンを生み出す
ユニクロは独自の技術を使って服から服を生み出す運動をしています。
まず集められたユニクロのダウンは選別され、東レの工場へ運ばれます。
その後に特殊な義技術でダウンとフェザーを分離。
ダウン・フェザーからゴミだけを取り除いて再び商品として販売します。
ユニクロのリサイクルは何ができるのか?②CO²の排出量を削減
ユニクロでリサイクをすると新毛からダウンを作るときに比べて、
38%のCO²削減を削減することができます。
さらにヒートテックのインナーは固形燃料(RPF)という科学燃料の代わりに生まれ変わります。
CO2排出量は石炭と比較すると33%されます。
ユニクロのリサイクルは何ができるのか?③世界に衣料支援ができる
世界は少しづずいい方向へ向かっているのは事実なのですが、
支援が必要な人々がいるのもまた事実です。
僕個人としてはコンビニのお釣りを募金箱に入れる癖をつけていたのですが、
最近キャッシュレスしか使わないこともあり中々募金をする機会が減りました。
しかしユニクロのリサイクであればお金を出すことなく世界に支援をすることができます。
ユニクロの支援実績は2020年8月までの累計で75カ国、4,111万円点。
これからもユニクロのリサイクの波はドンドン増えていくと考えられます。
ユニクロのリサイクルは何ができるのか?④固形燃料にリサイクが可能
ユニクロの服と言えども全てが書いたようにリサイクできるわけではありません。
ユニクロのリサイクした服の内20%はそのままリサイクできないそうです。
ですがユニクロはリサイクできないものを高カロリー固形燃料(RPF)や、
自動車用防音材に変わる製品にリサイクすることで回収した服の無駄を防いでいます。
高カロリー固形燃料(RPF)とは?
先ほどから書かれている高カロリー固形燃料(RPF)とは服や廃プラスチック、
紙や木のくずを原料とした物で、
製紙会社で石炭や化石燃料の代わりとして専用ボイラーで使われています。
ユニクロのリサイクルは何ができるのか?⑤自動車の防音材にリサイクル
ユニクロでリサイクルされた服はTシャツ約22枚(約4.3kgの古衣料)が、
裁断、反毛された後に車一台分に使われる防音材にリサイクされます。
防音材はどんな役割があるのかというと、
自動車のエンジンの音や電気自動車が発する高周波を低減することもできます。
最後に
今回はユニクロで着なくなった服をリサイクルする方法をご紹介しました。
高級なブランド物であれば質屋に売ればお金になりますが、
ユニクロのような安い服だと新品ならまだしも、
一度着てしまうと価値はほぼありません。
しかし物の見方というのは角度を変えたら面白いもので、
僕らがいらないと思った服でもリサイクルすることで再び服になったり、
固形燃料や防音材にリサイクして再び世の中の役に立つことができます。
みなさんもユニクロの着なくなった服が家にあったら捨てるのではなく、
少しだけ手間ではありますがリサイクルしてみるのもいいのではないでしょうか?