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ADHD・注意欠陥多動性障害

ADHDが椅子に座っていられない原因とできるかぎりの対策

ADHDの我が子が授業中椅子に座っていられなくて困っていると学校から連絡がある。

自分がADHDで長い時間椅子に座っていられないので困っている。

ADHDが原因で椅子に長く座っていることが困難な人が世の中にははたくさんいます。

 

ADHDは脳の障害のため見た目ではわからず、

真っ直ぐに座ることができないと「怠けている、だらけている」

という印象を回り人から与えられがちです。

 

僕自身ADHDを持っているため学生時代は常に机にうつぶせて授業を聞いていました。

幸い頭が悪い中高一貫校の私立だったため先生は緩い人が多く、

基本的には授業中のほとんどを寝て過ごしていました。

 

今回の記事はADHD椅子に座っていられない原因とできるかぎりの対策について解説していきます。

こんにちは!きょうたです。TwitterYouTubeもやってます。

 

目次

なぜADHDは椅子に座っていられないのか?

なぜADHDは椅子に座っていられないのか?

そもそもなぜADHDの子供は椅子に座っていることができないと思いますか?

それは体幹が普通の子供よりも弱いからです。

健常者の子供と発達障害の子供を比べた実験では発達障害の子供のほうが体幹が弱く、

目をつむって立っている実験ではバランスをとっていることが困難な子供が多い結果となりました。

特にADHDよりもASD(アスペルガー)の子供のほうが体幹が弱いという実験結果もあります。

 

体幹が弱いことがなぜ椅子に座っていられないことに繋がるのか?

体幹が弱いことがなぜ椅子に座っていられないことに繋がるのか?

ADHDの子供の体幹が弱いことはわかったけど、

それと椅子に座っていられないことの何が関係あるのか?と思った人もいるはずです。

健常者の人は体幹がしっかりとしているので椅子に座ることなど意識することはないと思います。

しかしADHDの人は「意識して」いないと真っ直ぐ椅子に座っていることができないんです。

 

例えば逆立ちして歩いて下さいと言われたら意識しておかないと倒れてしまいますよね?

ADHDの子供が椅子に座っていられないのは常に逆立ちをしている状態と同じだと考えて下さい。

逆立ちをしながら学校の授業を聞けと言われて聞けるでしょうか?

恐らくほどんどの人は難しいはずです。

 

体幹を鍛えたらADHDは椅子に座っていられるのか?

体幹を鍛えたらADHDは椅子に座っていられるのか?

体幹が弱いなら体幹を鍛えれば椅子に座っていられるのではないか?

こう思うのが普通だとおもいます。

僕自身ジムに行って筋トレをし、ヨガに行って体幹を鍛えています。

たしかに以前よりは長く椅子に座っていられるかな?

という程度に改善はされましたがせいぜい30分が限界です。

学校の授業のように50分も60分も座って授業を聞くのは相当厳しいと思います。

 

例えば野球にしてもそうですが、どれだけ正しいフォームで投げ方を教えてもらい、

筋トレを科学的に分析したところで全員が140キロの球を投げれるわけではないですよね。

なぜかというと野球の球を140キロで投げるにはフォームや筋肉以外にも、

指先からボールを離す絶妙なタイミングや筋肉の使い方や体のバランスなど、

ありとあらゆる要素が必要だからです。

 

ADHDの体幹も野球の140キロの球を投げるのと同じで、

体幹をいくら鍛えたところで正しい筋肉の使い方やバランス感覚がないと意味がないんです。

片目をつむって立つことが困難なADHDの子供は椅子に長時間座ることは非常に難しいといえます。

 

大人のADHDは椅子に座っていられるのか?

大人のADHDは椅子に座っていられるのか?

大人になるとADHDでも会社の椅子に座っていられる人がいるのはなぜでしょうか?

それは大人のほうが社会的な規範を理解していたり、忍耐力があるので我慢できているだけです。

もしも社会の規範も何もかもないような場所なら大人でもADHDなら長く座っていることは不可能。

 

さらに大人になると会社であれば、トイレに行くことや、タバコ休憩、

別のデスクに書類を渡しに行くことや会議室に移動することなど、

同じ会社にいても意外と席を立つことがあります。

反対に学生はどうかというと基本的には10分休憩までは座りっぱなしですし、

トイレに行けないことはないですが頻繫に行くと先生に注意されます。

 

これらのことから大人になったから座っていられるようになったわけではなく、

大人になると子供の頃に比べると自由度が増え、

気分転換が自分の意志で取れるため誤魔化されているだけです。

 

椅子に座っていられないADHDの具体的な解決策

椅子に座っていられないADHDの対策として身体的な部分で僕がやっているのは、

さきほど説明した筋トレやヨガに行くことです。

次に物理的な作業の時にどのような対策をしてるのかここから説明していきます。

 

勉強や仕事初めはスタンディングデスクからスタート

まず初めに勉強や仕事をする時にはスタンディングデスクからスタートします。

スタンディングで仕事をするのは肩や首にかかる負担が少なく、

椅子に座っている時のように血行が悪くなることもありません。

 

僕は電動式ではなく手動で展開できるスタンディングを使用しています。


 

スタンディングデスクで長く仕事ができればそれでもいいのですが、

僕の体感としては一時間もしていると腰がつらくなってきて、

ふにゃふにゃと座りたくなってしまいます。

 

普通の人ならここで普通の椅子に切り替えて座って作業を続行すると思うのですが、

僕はスタンディングを使った作業がしんどくなると次は寝ながら仕事をします。

レビュー記事を書いたので興味がある人は読んでみて下さい

折り畳み昇降式スタンディングデスク【E-WIN】【SD58-BK】を購入したのでレビュー

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疲れてきたら寝ながら仕事をするスタイルにチェンジ

「寝ながら仕事するってどういうこと?!」と思ったそこのあなた、

令和になると寝ながら仕事ができるグッズというのがたくさんあるんです。

その名も「仰向けゴロ寝デスク2」です。


僕はこの「仰向けゴロ寝デスク2」を1の頃から使っているのですがこのアイテムは、

座っていられないADHDにとっては本当に神アイテムです。

値段も4,980円とそこまで高くなく折りたたんで薄くすれば収納にも困りません。

 

注意点としては商品の紹介に使ってあるノートパソコンは、

恐らく17インチくらいの大きいノートパソコンだと思うのですが、

僕が持っている14インチくらいの小さいノートパソコンだと、

寝ながらキーボードを打とうとすると手がギリギリ届きません。

届くには届くのですが若干肘を浮かす必要があります。

 

そこで僕はBluetoothで接続できるキーボードとマウスを使っています。

これにより画面は寝ながら天井を見上げるようにして使うことができ、

キーボードとマウスは手元にあるので肩や首に負担をかけることなく仕事ができます。

 

最後に

今回ADHDの人が椅子に座っていられない理由を解説しました。

僕個人としては大事なのは椅子に座っていることではなく、

勉強を理解しているのか、理解していないのかと言うことだと思います。

 

もちろん学校の中で寝ながら授業を受けることは不可能ですが、

家の中でなら寝ながら勉強をしても問題はないはずです。

紙にペンで書いた方が頭に入るという科学的事実は僕も理解しているのですが、

紙とペンがあってもそもそも座っていられなくて勉強できないなら意味がありません。

 

それならば寝ながらでもパソコンやタブレットで勉強をするなら、

全く席に座らずに勉強しないよりは全然いいと思います。

今回の記事はここまでです。また次の記事でお会いしましょう~

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