最近コロナの影響もあり公共交通機関を利用する人が減ってきている。
公共交通機関を使わないとなると選べる手段は二つで自転車かバイクの二択だ。
巷では電動自転車が流行っているが個人的な意見としてはは「速度が遅い」という印象。
改善策としてペダルはついているけれど30キロくらい速度が出る電動自転車もある。
しかし実は日本において30キロを超える乗り物はペダルがついていてもバイク扱いになる。
田舎だとオシャレな電動自転車自体が珍しいのでグレーゾーンで乗っている人がいるが違法だ。
僕はグレーゾーンで警察に止められるのはめんどくさいし、
どのみちペダルがついている自転車でヘルメットを着用して、
ナンバープレートを取得するならバイクがいいと考えた。
ただ原付を普通に買っても面白くないのでこの度「折り畳み電動バイク」というのを購入した。
今回は僕が購入した「AK-1 PREMIUM」のレビューをしたいと思う。
目次
折りたたみ電動バイク【AK-1 PREMIUM】とは?
AK-1 PREMIUMはSMART SCOPAというセグウェイなどを取り扱っている会社から発売されている。
「折りたたみ 電動バイク」と検索すると日本製の商品を二つほど見つけることができる。
一つがCute-mLという商品で、一つがBLAZE SMART EVという商品だ。
二つとも見た目はAK-1 PREMIUMとどことなく似ている。
AK-1 PREMIUMはCute-mL、BLAZE SMART EVにはない特徴が二つある。
一つが「自動で折りたたむことができる」という点。
もう一つが「最高速度がAK-1 PREMIUMだけ35キロ」という点だ。
この二点が決め手で僕はAK-1 PREMIUMを購入することにした。
なぜPREMIUMなのか?
なぜ名前にPREMIUMが付いているかというと通常のAK-1という商品もあるからだ。
何がPREMIUMなのかというと単純に通常のAK-1よりも速度が速い。
え?それだけ?と思った方、そう、それだけだ(笑)
ただ後術するが折りたたみ電動バイクで速度はとても重要な要素となる。
だから速度が速くなくていいという方は少し安い通常のAK-1を買うのもおすすめかもしれない。
折りたたみ電動バイクAK-1 PREMIUMの特徴①折りたたみはリモコンで自動
先にも書いた通りAK-1 PREMIUMと似たような折りたたみ電動バイクというのは存在する。
しかしそのどちらもが「手動で」折りたたみをしなければならない。
ここで折りたたみ自転車のことを考えてみてほしい。
実際に折りたたみ自転車をいちいち折りたたんで家に持って入る人が何人いるだろうか?
恐らくほとんどの人が「雨に濡れないように折りたたんで玄関に置こう」と考えて買ったものの、
実際は折りたたむのがめんどくさくて雨ざらしになり自転車が錆びてしまった人が多いはずだ。
なぜそのようなことになるかというと「折りたたむのがめんどくさいから」だ。
いちいちレバーを外して折りたたむ作業というのは毎日の作業だと以外とめんどくさいのだ。
しかしAK-1PEMIUMならボタン一つで自動開閉してくれる。
使ってみるとわかるのだがこれほど便利な機能はない。
折りたたみ電動バイクAK-1 PREMIUMの特徴②ハンドルとミラーも折りたためる
はじめに紹介したCute-mLとBLAZE SMART EVは手動ではあるものの、
折りたためるという点に関してはAK-1 PREMIUMと全く変わらない。
しかしCute-mLとBLAZE SMART EVはAK-1 PREMIUMは決定的な違いがある。
それが「ハンドルとミラーが折りたためない」という点だ。
Cute-mLとBLAZE SMART EVのホームページでは「簡単に車に載せれます」と書いてある。
しかしその写真にはミラーが取り付けられていない。
車に載せるのにいちいち六角レンチでミラーを外すなんてめんどくさすぎる。
その点AK-1 PREMIUMはハンドルが自動で折れるようになっている。
ミラーも手動ではあるが折りたたむことができる。
この少しの差が実はとても大きい。
というのも本体自体の幅はCute-mLもBLAZE SMART EVも細いのに、
ミラーとハンドルが折りたためないせいで横幅が大きくなってしまう。
その点AK-1 PREMIUMはハンドルとミラーも折りたためるので横幅が限りなく本体と同じ幅になる。
折りたたみ電動バイクAK-1 PREMIUMの特徴③ブレーキはディスクブレーキ
AK-1 PREMIUMのブレーキは前後ともディスクブレーキを搭載されている。
実際に運転してみた体感としては「かなりしっかりと止まってくれる」という印象。
なぜかというと通常のバイクと違いAK-1 PREMIUMは最高速度が35キロなので、
速度が速すぎず突然人が出てきたとしてもしっかりと止まることができます。
折りたたみ電動バイクAK-1 PREMIUMの特徴④最高速度が35キロ
折りたたみ電動バイクの欠点としては「速度が遅い」ということ。
Cute-mLとBLAZE SMART EV1は最高速度が30キロで、
正直なところ最高速度が30キロだと道路で走るには中途半端。
AK-1 PREMIUMなら1、2、3の速度の選択肢があり最高速度は35キロなので、
普通のガソリンの原付よりは遅いですが35キロ出ていれば車通りが多い道でも大丈夫です。
折りたたみ電動バイクAK-1 PREMIUMの特徴⑤折りたたまれた状態でも動かせる
AK-1 PREMIUMは折りたたまれた状態でもタイヤは動かせることができる。
折りたたまれた状態だとハンドルは曲がらないので軽い力で前後が可能。
折りたたんだ状態でマンションのエレベーターに載せたり玄関に簡単に運ぶこともできる。
折りたたみ電動バイクAK-1 PREMIUMのデメリット①重量が重い
Cute-mLは25キロであり、BLAZE SMART EV1は約18kgなのだが、
AK-1 PREMIUMは22.5kg。
Cute-mLよりは軽いが個人的にトランクに持ちあげるには少し筋力が必要。
僕は個人的に趣味で筋トレをしているのであまり問題ないが、
男性だとしてもAK-1 PREMIUMは力がないとトランクに持ちあげるのは難しいかもない。
折りたたみ電動バイクAK-1 PREMIUMのデメリット②走行距離が短い
折りたたみ電動バイクの欠点として走行距離が短いというのがある。
折りたたみ電動バイクは折りたたんでトランクに入れるというコンセプトがあるため、
バッテリーが小さく作られている。
そのせいで走行距離が短く満充電でも30キロしか走らない。
普通のガソリンの原付ならガソリンがなくなればガソリンスタンドに行けばいい。
しかし電動バイクは自宅でしか充電ができないので出先で充電が切れるのは死活問題だ。
背中にリュックを背負って充電器を持っていくことも不可能ではないが、
出先で家庭用充電器を使ったとしても3時間はかかってしまう。
チョイ乗りなら全く問題ないのですが長距離での使用には向いてないので注意が必要だ。
最後に
今回は折りたたみ電動バイクAK-1 PREMIUMを購入したのでレビューしてみた。
折りたたみ電動バイクは玄関や部屋に置くことができるので、
バイクの駐輪場がないマンションやアパートに住んでいる人にもおすすめです。
重量も男性なら持ちあげられる重さなのでトランクに入れた状態で旅に行けば、
旅先でバイクに乗ることもできる。
注意点としては折りたたみ電動バイクはナンバープレートや自賠責保険の加入が必要。