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ADHD・注意欠陥多動性障害

教育虐待で9年浪人させられた被告、被告の母が発達障害の可能性を考える

きょうた/Kyouta
こんにちは!きょうたです。@Kyouta_Gotsubo

衝撃的な記事が僕の目の前に現れました。

それが

「医学部受験で9年浪人 〝教育虐待〟の果てに… 母殺害の裁判で浮かび上がった親子の実態」

という記事。

 

僕自身親が離婚するまで父親から教育虐待を受けていたことがあり、

記事の内容はとても共感できるもので、

間違っても「なんだかんだ母親を殺した娘が悪い」と僕は思えませんでした。

 

「医学部受験で9年浪人 〝教育虐待〟の果てに… 母殺害の裁判で浮かび上がった親子の実態」

の記事を読んだ上で僕は母親に発達障害の可能性があると感じました。

もちろん僕自身は発達障害ですが医者ではありません。

 

さらに教育虐待の当事者である母親も殺されているため、

母親が発達障害であるという確証は全くもってありません。

それらを踏まえた上で記事を読んでいただけると幸いです。

 

親の愛ではなく子供を親のアクセサリーとして見ている問題点

 

記事の初めこんなことが書かれている

母はのぞみ被告が幼い頃から、通信教材を買い与え、将来は医師になることを切望した。被告自身も、手塚治虫の漫画「ブラックジャック」に憧れ、外科医の夢を抱いた。しかし中高では成績が伸び悩み、大学受験を控えた高3の頃までに、自身の希望は薄れていた。

this.kiji.isから引用

 

いわゆる教育ママ(もしくはパパ)には二種類の人間がいると僕は考えています。

一種類目は本当に心の底から子供を愛していて、

愛しすぎているが故に子供の願望を一切聞くことなく子供の生きる道を決めてしまうパターン。

 

二種類は子供を自分自身のアクセサリーとして考えていて(本人は無自覚)

どうにかして自分が世間様に誇れる子供に育てたい親というパターン。

 

今回の事件で殺されてしまった母親は完全に後者だと思われます。

なぜなら母を殺した娘が現役で国立大の医学部保健学科を受験し、

不合格だった際に、母は親族に対して娘が「合格した」と嘘をついています、

さらに娘にも合格したと嘘をつくように求めているわけです。

 

この時点で母は娘を心から愛しているわけではなく、

自分の承認欲求を満たすためのアクセサリーとして見ていることがわかります。

 

近年問題視されている「教育虐待」これらの一番の問題点は、

「教育」が基本的にはいいこととされているという点です。

「殴る、蹴る」などは誰がどう見ても悪いことです。

 

しかし子供に「勉強をさせる」という行為は他人が見ると、

さほど重要な問題には思えません。

なぜなら農業が中心の発展途上国ならまだしも、

 

先進国においてはいい仕事についていい給料をもらうということにおいて、

勉強をするということはとても重要だからです。

 

母親の常軌を逸した行動、発達障害の可能性を考えてみる

 

普通の親が子供に教育する時にはある程度の「しつけ」をするのは当たり前のように思います。

なぜなら子供というのは何も注意しなかった場合、

永遠にテレビを見続けていたり、永遠にゲームをしてしまうからです。

 

しかし今回の事件に出てくる母親は教育の域を完全に超えています。

被告である娘が受験に不合格になると母の束縛は加速しました。

記事にあるのはざっと以下のような束縛です。

 

  • 自由な時間を与えないように一緒にお風呂に入った
  • 携帯電話は取り上げられていた
  • 何度か家出を試みたが探偵や警察に連絡して連れ戻された
  • 浪人生活は9年間にも及んだ
  • 内定していた就職を断り、助産師の学校に進学するように迫った
  • 受験に失敗しても看護師にはならず再受験するように契約書を書かせた
  • 娘が許可されていない隠して持っていたスマホを庭でブロックで叩き割り土下座をさせた
  • さらにその様子をスマホで撮影して、「ウザい死んでくれ」とメールを送った

 

記事のタイトルだけみると「結局は母を殺した娘が悪い」と考えるのが普通です。

しかしこの虐待の一覧を見るだけでも母の異常な教育方法が見て取れます。

正直なところ「健常者の人」だったらこの母を見ても「ただの頭のおかしい人」

 

と見るかもしれません、しかし僕自身が発達障害ということもあり、

この母は発達障害であった可能性が捨てきれません。

上に並べた教育虐待には共通点があります。

 

それは「相手(娘)の意見を一切聞く気がそもそもない」という点です。

 

上で少し書いたように親が子供に対して、

「ある程度のしつけ」をするのは仕方ないことだと思います。

しかもしつけ内容によっては子供もなんとなく理解できることもあります。

 

例えば宿題も終わってないのにテレビを見続ける、ゲームをし続ける。

これらの行為は小さい子供でもダメなことをしている自覚はあるはずです。

しかし今回の母親のしつけは「何か娘がする前に」先に母親が命令をしています。

ここに大きな問題点があるのです。

 

普通「宿題が終わってないからあなたは今テレビを見てはいけないし、

終わった後ならゲームをしてもいいよ」などと大人と子供の中でも交換条件があるはずです。

しかし今回の母親は一方的にルールを作り、

 

ルール内容の確認も合意もなくまるで刑務所のように強制しています。

この「相手の意見は関係ない」「俺がやりたいからやる」というジャイアニズム。

まさしく発達障害のジャイアン型と呼ばれる人達に多い傾向です。

 

娘にも発達障害の可能性があった可能性も考察する

 

上では母親が発達障害である可能性が非常に高いという説明をしました。

しかし僕は母親だけでなく娘も発達障害の可能性があると考えています。

まず初めに発達障害は100%親からの遺伝ではないと言われています。

 

しかし親が発達障害である場合、子供も発達障害である可能性はゼロではありません。

(実際に僕の祖父は異常なまでに発達障害傾向がある)

 

この記事にある母の教育方針が正しいとは一ミリも思いません。

しかし「普通」拘束された状態で長きに渡り同じ分野の勉強をしていた場合、

例え医学部であろうとも受験に受かる可能性というのは高いと思います。

 

しかし仮にこの記事の母が発達障害であった場合、

娘も発達障害であった可能性は非常に高い。

発達障害というのはADHDやASDなどが有名ですが、

 

実は簡単な計算ができない、文字が読めない、短期記憶が非常に苦手(ADHDに多い)

など学習に関する障害を併発している人が少なからずいます。

逆に発達障害の特性で勉強は全くできないが好きな時刻表を暗記するなど、

 

特殊な分野にだけ能力を発揮する人も少なからずいるのも事実です。

そして今回の事件だと娘さんは嫌々かもしれませんが、

9年間同じジャンルの勉強をし続けているわけです。

 

普通の人であれば学校を選ばなければ、どこかに受かる可能性が少しはあると思います。

しかしこの記事の娘さんは結局医学部看護学科へ進学しています。

この記事の娘さんは母親を殺しているわけなので全く悪くないとは言えません。

 

しかし仮に娘が発達障害だった場合、

無理矢理嫌なことを勉強させても、

何年時間をかけたとしてもその苦労は無駄に終わるでしょう。

 

なぜなら発達障害の人というのは特定の「自分が好きな分野」のこと以外は、

「適当にこなす」ということができないからです。

 

教育のあり方が変わる必要があるという現実


 

少しだけ話がそれるのですが、現在行われている「教育」というのは

あくまで忠実な「労働者」を生産するために作られた教育です。

本来人間というのは個人個人バラバラで性別によって特性も違います。

 

しかしそんなことは大昔からわかっていたのですが、

人間には24時間という平等な時間しか与えらえていません。

一人一人にあったオリジナルの教育パッケージを与える時間など昔は皆無でした。

 

そこで苦肉の策として行われたのが

「一人の教師が壇上に立ち生徒全員に同じことを、同じタイミングで教える」

という今でも変わらない教育スタイルです。

 

しかしこれらの教育方法は時代に全くあってないどころか、

科学的に見ても明らかに非効率であるという証明がされています。

大昔ならまだしもスマホがあって一人一人が動画で学習できる現代、

 

今まで通りの教育を続ける意味はあるのでしょうか?

事実だけ言ってしまえば全くない言いきってもいいでしょう。

しかし「じゃあ今まで黒板に文字を書いてきた先生たちはこれからどうするの?」

 

という癒着問題が発生してきます。

なので今まで通りの非効率な教育方法はこれから何年も変わることはないと思います。

未来の話に興味がある人は「2030年:すべてが「加速」する世界に備えよ」を読んでみて下さい。

 

今までの固定概念が吹っ飛ぶような面白い内容となっています。

 

給料や世間体で人生を決めるから悲惨な事件が起こる

 

上でなぜいきなり「教育のあり方が古い」というようなことを書いたのか、

それは本来人の生き方というのは「自由であるべき」だと僕は考えるからです。

なぜ「教育虐待」のような悲劇が起こるのか?

 

それは職業や給料とう「ステータス」で仕事を選ぶ文化が未だに根強いからです。

記事にある母も看護師という職業を下に見ているからこそ、

せっかく娘が看護師になるという自分で模索した人生の道を拒絶したわけです。

 

娘も初めはブラックジャックに憧れて医療の道に進みたいという夢はあったはずです。

もしかしたら娘の言う通りに看護師を目指すことを認めていたら、

母親は自分が生んだ子供に殺されることはなかったかもしれません。

 

上に書いたように今現在学校に行く意味はなくなりつつあります。

個別教育というと昔であれば家庭教師など「金持ちの子供の特権」でした。

しかし今では「スタディサプリ」のように非常に安価で、

 

個別に教育をうけることができます。

しかしそれだけでは世の中の「病み」は解決方法へは向かいません。

なぜなら個別で学習をしたところで結局は

「上場企業のサラリーマン」を目指す文化は変わらなないからです。

 

バブル時代の古い価値観が消えないのはドラマなどテレビの影響もあるでしょう。

日本のテレビドラマの主人公というのは医者、弁護士、検察官、警官、上場企業のサラリーマン等々

人から「よく見られそう」な職業ばかりです。

 

それらの影響もあってか日本ではいまだに

「起業は怖い」「投資は怖い」「貯金が正義」

「正社員か公務員が正義」という価値観が消えていません。

 

どれだけ学校に行くのが苦手な子供がスマホで個別に勉強できたとしも、

メディアが作り出した価値観がある限り結局はみんなサラリーマンになりたがります。

だから現代人は就職がゴールになってしまいその先がない。

 

この記事の母にしても医学部に行って人を病から救いたいという夢があるわけではなく、

医学部に入って世間体を手に入れることが目的になっています。

目的と手段の理解がいい大人になってもできていない人が多い。

 

これも今回のような悲惨な事件が起きた原因だと僕は思っています。

 

発達障害の人こそ自由に職業を選択すべし

 

僕自身が発達障害だからわかるのですが発達障害の人ほど、

「世間の普通の価値観」にとらわれずに自由に生きるべきだと思います。

というか世間の普通の価値観に従ってサラリーマンになったところで、

 

コミュニケーションがうまくとれないとか、物忘れが激しいとか、

だいたい発達障害の特性で生きにくくなるのは明白です。

しかし「発達障害だから俺はサラリーマンをやめて清掃員になってしまった、、、」

 

と落込むのもホワイトカラーの仕事は偉い、ブルーカラーの仕事は偉くない。

という誰かが勝手に作った価値観を信じているから落ち込むだけで、

他人や世間を気にしなければ全く問題はありません。

 

もしもブルーカラーの仕事が全て消滅したら誰がごみを回収してくれるのでしょうか?

街が家から出したゴミで溢れていないのは、

誰かがごみ処理場に持っていってくれているからです。

 

だからこの世にいい仕事、悪い仕事もなければ、上の仕事、下の仕事もありません。

もしも今後このような価値観がなくなれば、

自分たちのやりたい職業に就く人がもっと増えて、

 

発達障害だからといって病んだりすることもなければ、

向いてない子供に無理矢理教育をさせる「教育虐待」という物自体がなくなるかもしれません。

 

最後に

 

今回は「医学部受験で9年浪人 〝教育虐待〟の果てに… 母殺害の裁判で浮かび上がった親子の実態」

という衝撃的な記事を読んだので個人的な感想を書いてみました。

 

昔は「教育虐待」という言葉は自体がありませんでした。

今回のような事件が起きたら「親の恩を仇で返す娘が悪い」となるのが普通でした。

しかし最近では「毒親」という言葉があるように、

 

「親だから必ずしも正しいとは限らない」という時代になりつつあります。

たしかにお腹を痛めて子供を産んでくれた母親は尊い存在です。

しかし尊いから何もかも自分のおもちゃのように子供を扱っていいかというとそれは違います。

 

そして昔なら情報を入手する手段がなかったので自分の親が「毒親」でも

気が付くことはありませんでした、

しかし今はスマホ一つで色んな情報を即座に入手することができます。

 

だから自分の親が何かおかしいというのは子供でも簡単に知ることができます。

今回のような事件が二度と起こらないように、

教育が人生の全てであるという価値観が早くなくなることを切に願います。

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東京に10年住んだ後、地元広島に戻ってYoutubeをメインに発信活動をしています。 Youtubeの動画では僕が抱えているADHD(注意欠陥多動性障害)という発達障害や、 僕自身が感じる生き方論などを個人的な主観で発信しています。

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