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投資・資産運用

【図解】初心者でもわかる投資信託とNISAの違いを徹底解説

人生100年時代、老後資金が2000万円も必要と言われている昨今。

本当に年金だけで老後までやっていけるのだろうか?と不安になっている人もいると思います。

しかしいざネット調べてみても株、投資信託、NISA、iDeCo、債権、インデックスファンド等々、

投資をする前に挫折しそうな難しい単語がたくさん出てきて、

投資をする前から挫折している人も多いはずです。

 

また「投資」と聞くと自己資金が何百万円も必要だから自分とは無縁だと考えている人も多いです。

でも安心してください、投資はとても根本的にはとても簡単で、誰でも始めることができます。

今回は投資初心者が悩んでしまう投資信託とNISAの違いについて解説していきたいと思います。

 

投資初心者でもわかるように専門用語などはできるだけ使わないようにしてます。

投資玄人からしたら見にくいかもしれませんがご了承ください。

 

こんにちは!きょうたです。TwitterYouTubeもやってます。

 

目次

投資信託って何?株と何が違うの?

まずは投資信託ってなんのこと?株と何が違うの?

というのがほとんど人が持っている疑問だと思います。

先に答えを言ってしまうと「投資信託も株とある意味では同じ」と言うことが言えます。

 

株とは会社の株主になって会社を応援すること

株とは会社の株主になって会社を応援すること

よく聞く「株」とは何かということですが株とは、

「会社が発行した株を買うことで会社を応援すること」くらいに考えておいて下さい。

会社を運営するにはお金がないよりはあったほうが有利ですよね?

 

お金があればたくさんの従業員を雇うことができてより多くの利益を稼ぐことができます。

例えばスティーブジョブズ一人でiPhoneを作って売り歩くと、

100台売り終わるのに何年かかるかわかりませんが、

従業員を雇って代わりに製造販売してくれる人がいれば100台売るのに一日もかからないでしょう。

 

企業は事業を始める時に当然銀行からもお金を借りるのですが、借りれる金額には限界があります。

そうなった時に株券を発行して、

その紙切れを売ることで銀行からお金を借りる以上のお金が手に入ります。(実際はデータです)

 

紙切れを持っている人はなぜ株を買うのかと言うとタダの紙切れに将来価値が付くと信じるからです。

例えば自分が持っていた遊戯王カードを捨てずに持っていたとして、

遊戯王カードにすごい価値が付くことがあればただの紙切れ同然の遊戯王カードに価値が付きます。

他に価値が付くものとしては車だったり、家だったり、

モノには人が欲しいという価値が集まると値段が上がる仕組みがあります。

 

ただ「ルイヴィトン」と書いてあるだけのTシャツが3万円もするのは、

「ルイヴィトン」のTシャツが燃えにくいとか水に濡れないという理由ではなく、

「ルイヴィトンだから価値があるだろう」とみんなが思い込んでいるからです。

 

株式投資に怖いというイメージがついているのは一つの会社に投資したとして、

その会社自体の価値がなくなる、または会社がなくなると株券が本当の紙切れになるからです。

先ほど説明した遊戯王カードもみんなが飽きてしまい、

ポケモンカードに夢中になればタダの紙切れです。

 

さらに世界中の人々が遊戯王カードに飽きてしまい誰にも買われなくなると、

遊戯王カードを販売している会社は潰れてしまいます。

そうするとみんなが持っている遊戯王カードの価値はなくなってしまうのです。

 

株式投資が危険だというイメージがあり、実際に危険なのは、

長い間みんなの間で流行るカードゲームを作り続けられる企業を探すのが難しいということです。

サラリーマンの皆様は常に昨対比を超えろとか、新し製品を作れとか、売上対策を考えろとか、

毎年のようにガミガミ言われるのは、

会社自体に価値がなくなり株券を払い戻されると企業のお金が一気になるなるからです。

 

投資信託とは株式会社が詰まった箱自体を買うこと

投資信託とは株式会社が詰まった箱自体を買うこと

では投資信託とは何のことでしょうか?

それは株式会社が詰まった箱そのものを買うのが投資信託です。

先ほど株式会社とは一つの遊戯王カードを作っている会社だけを買うことだと説明しました。

 

投資信託とは遊戯王カードの会社、ポケモンカードの会社、プリキュアカードの会社、

プロ野球カードの会社など、ありとあらゆる会社が詰まった箱を買う商品です。

 

投資信託はあらゆるカードが会社が入った箱を買っているので、

みんなが遊戯王カードに飽きてポケモンカードを買うようになったとしても、

遊戯王カードを買っていた人達のお金がポケモンカードに移るだけなので、

投資信託を買っている人は痛くも痒くもありません。

もちろん遊戯王カードを作っている会社の社員はクビになったり仕事がなくなり困ると思いますが。

 

僕は楽天証券で

「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」

という投資信託を持っています。

 

この商品は名前の通り全米の幅広い企業の株が物凄くちょこちょこ入った箱ということです。

例えば世界中の人がiPhoneに飽きてしまってappleが潰れてしまうとします。

しかし他の企業、GoogleだったりFacebookはまだ箱の中に残っています。

 

なので株のようにいきなり持っている株の価値がゼロになることは非常に稀であるということです。

その稀な時はいつかというと世界大戦が起きてアメリカ全土の会社が吹っ飛ぶとか、

宇宙人が侵略してきてアメリカ人が全員宇宙人の奴隷になって働くことができない場合です。

 

図解でわかる投資信託とNISAって何が違うの?

ここまで投資信託と株の違いを簡単に説明してきました。

もう一度言うと株を買うというのは遊戯王カードをつくっているカード会社単体を買うこと、

投資信託というのは様々なカード会社の株が入った箱を買うことです。

株や投資信託を 買うときの制度の話

では投資信託とよく聞くNISAとは何が違うのでしょうか?

 

NISAとは制度の話であり商品の名前ではありません

NISAとは制度の話であり商品の名前ではありません

最近よく聞くNISAですがNISAというのは商品の名前ではなく制度の話です。

例えば僕らは欲しいものを買うときに二パターンの買い方を選ぶことができます。

店頭で買って家に持って帰るのか?ネットで買って家で受け取るのかの二パターンです。

 

店頭で商品を現金で購入したら何も特典やポイントがないのに対して、

例えば楽天市場で商品を購入したら楽天ポイントがついてお得ですよね?

NISAもこれらと同じで株、もしくは投資信託をどうやって買うのか?という制度の話です。

 

株や投資信託の利益には20%の税金がかかる

株や投資信託の利益には20%の税金がかかる

給料をもらう時にあらかじめ雇用保険料、社会保険料、

年金などが引かれた上で給料をもらうと思います。

株や投資信託も利益を確定して儲かったとしたら利益に20%の税金がかかります。

 

投資信託を買うには特定口座とNISA口座の二パターンがある

投資信託を買うには特定口座とNISA口座の二パターンがある

投資信託を買う方法は二パターンあります。

それが特定口座を使って買うパターンとNISA口座を使って買うパターンです。

 

NISA口座を使って株や投資信託を買えば非課税になる

先ほど株や投資信託を買うと20%の税金がかかると説明しました。

しかしNISA口座を使って株や投資信託を購入すると20%の税金がかかりません。

株や投資信託で得た利益は丸々あなたの儲けというわけです。

 

【注意】NISA口座には制約がある

NISA口座を使って株や投資信託を購入するなら全部NISA口座を使って買えばいいんじゃないの?

と思ったそこのあなた、さすがにそこまで世の中うまくできていません。

NISA口座を使って株や投資信託を購入する時には買える商品の数に制限があったり、

買える金額に制限があります。

 

例えば毎月一定の金額を積立て購入する「積立NISA」では毎月購入できる金額が33,333円です。

仮にあなたが大富豪で死ぬほどお金があっても33,333円以上はNISA口座で買うことはできません。

では33,333円以上の金額で購入したい場合はどうなるのかというと先ほど説明した、

20%課税される特定口座を使って購入することになります。

 

以下が僕が購入している投資信託のキャプチャーです。

「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」

は積立NISA口座を使って購入しているので口座の部分には「つみたてNISA」と書いてあります。

 

僕は「楽天・全米株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(全米株式))」で、

NISA購入枠である33,333円を使い切っています。

なのでその上の「たわらノーロード新興国株式」は「特定口座」で購入しています。

 

口座部分には「特定」と書いてありますよね。

万が一僕がいつか利益確定をして「たわらノーロード新興国株式」を売ってしまったら、

利益から20%が課税されるという仕組みです。

 

最後に

今回は投資信託とNISAって何が違うのか?ということについて解説しました。

まとめると投資信託とは株がたくさん入った箱を買うことであり、

NISAというのは箱を買うときのお得な買い方のことです。

 

投資信託は特定口座で買うこともできるしNISA口座で買うこともできます。

なのでお金が有り余っている人は特定口座+NISA口座でもいいですし、

NISA口座部分の毎月33,333円だけで大丈夫という人はそれ以上使う必要はありません。

 

NISA口座を使ってないのにいきなり特定口座を使うのは意味がわからないので全くおすすめしません。

今回の記事はここまでです。また次回の記事でお会いしましょう。

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