こんにちは!きょうたです。
僕はADHD(注意欠陥多動性障害)という発達障害を持っている。(診断済みで手帳も取得済み)
発達障害の特徴として「体幹が弱く、姿勢がぐにゃぐにゃしてる」とういうものがある。
体幹が弱いとどうなるかというと左右のどちらかに体が傾いてたり、
すごく猫背になったり「だらけている」ように見える。
猫背だと疲れやすかったりる。
後は正しい姿勢ではないので「走り方or歩き方が変」
「スポーツが下手くそ」などの原因に繋がる。
また、普通に歩いているつもりが足の小指をしょっちゅうぶつける。
意味もなくこける、足に痣がある。などの原因になることもある。
学生時代のスポーツはスクールカースト上位に入れるかを決める超重要事項で、
小学生なら足が速いだけでモテる。(これは日本だけらしい)
中学、高校になるとある程度は勉強も必要だが、
ガリ勉よりはスポーツ大会でカッコイイところを見せれる人が必然的にモテる。
まぁ何がいいたいかというとスポーツができることはとても重要なことなのだ。
今回は32歳にして発達障害の僕が姿勢が悪い原因。
そして姿勢を改善する方法を記事にしていく。
目次
発達障害の体幹が悪いと考えられえる原因①偏平足
偏平足とは足の土踏まずがほとんどなく、草履のような足をしている人のことをいう。
後術するアシックスで足の計測をした時に言われたのが、
偏平足は先天的or後天的の二種類があり、治ることはないということだった。
何を隠そう僕の父は草履のような超偏平足である。
ということは偏平足になるかどうかはほとんど運で決まるということだ。
そして足に土踏まずがないとどうなるかというと普通の人よりも疲れやすい。
僕の体の重心は内側に6°傾いていた
アシックスで体の重心を計測したところ。
通常の平均よりも僕の重心は真ん中に6°傾いていることが判明した。
通常傾きがある人でも3°が許容範囲で6°は傾きすぎだそうだ。
なぜ真ん中側に6°傾くのかと言うと土踏まずがないからだ。
普通の人は土踏まずがアーチ形になっているため重心はバランスよく真っ直ぐなる。
足首の内側の骨が出ている
アシックスで足の計測をしてもらった時に言われて衝撃だったのが、
足首の内側の骨が異常に出ているとのことだった。
自分の体が異常であるという認識を普通は持たないので衝撃だった。
理由は簡単で土踏まずがないことで体が内側に6°傾いて生活しているので、
足首の内側に負担がかかりそれによって骨が内側に飛び出ているということだそうだ。
足の重心が真ん中によっていると何が悪いかと言うと、
今はまだ若いから関係ないように思えても歳をとると、
足首や膝の痛みとして現れるという。
足の横幅が広いという勘違い
僕は靴やで靴を選んだ時にいつも「横幅がきつい」と感じることが多く、
勝手に自分の足の幅は広いと思い込んでいた。
しかしアシックスで足の計測をして言われたのが「どちらかというと足幅は細い」
という衝撃の事実だった。
なぜこんなことが起きるかと言うと内側に6°重心が傾いているので、
足の親指の外側の骨が地面にあたりきつく感じていたのだ。
横幅が広い靴を履き続けたことで起きた屈み指(かがみゆび)
僕は小さい頃から足の幅が広いと勘違いして大きめの靴を履いていた。
すると僕の体の重心は内側に傾いているので、
足の薬指と小指部分に空間ができる。
すると足は口の中で空間側に滑ってしまうので無意識の内に、
薬指と小指に力が入って指が曲がってしまう。
歩き方が悪いとどうなるのか?
男性は女性に比べて逆ハの字で歩く人が多いらしい。
極端に言えばヤンキーのような歩き方だ。
まず普通の歩き方を頭の上から見ると次のようになる。
横から見ても骨盤の上に背骨が真っ直ぐのっている。
これだと長時間立っていても疲れることはない。
次に逆ハの字で歩いてる人は上から見ると以下のようになる。
足をななめ前に出しながら歩いているので、
必然的に骨盤が後ろにかたむくことになる。
すると必然的に背骨も引っ張られて後ろに下がる。
ただこのままだとバランスを崩して後ろに倒れるため、
人間は無意識のうちに首と頭を前に出してバランスを取ろうとする。
すると次のような状態になる。
するとどうなるかというとお腹が出ている姿勢になり、
さらに頭と首が前に出ているので長時間立っているのはしんどくなる。
それを補うために左右に体を傾けてぐにゃぐにゃしてどうにか立とうとすることになる。
発達障害の人が小指や足をぶつける理由
ここからはあくまで推測なので冗談半分に聞いてほしいのだが、
発達障害の人は認知能力の歪みを持っていることが多い。
ということは体は真っ直ぐ進んでいるので、
当然足も体と平行に真っ直ぐ歩いていると頭では思い込んいる。
しかし実際に足の位置は逆ハの字で歩いているのだから。
体の幅よりも外側にある障害物に足が当たると想像できる。
図にすると以下のようになる。
発達障害の姿勢の悪さの改善方法①まずは正しい靴をプロに選んでもらう
ここまでは発達障害の姿勢の悪さの原因を上げてきたが、
ここからは具体的な改善方法を提案したいと思う。
まず始めに腹筋や背筋を鍛えるのは一番最後である。
なぜなら僕自身が6年間ジムに通っても姿勢の悪さは改善されなかったからだ。
まず始めにプロに足の計測をしてもらい自分に合った靴を履くこと。
僕はアシックスで足の計測をしてもらい自分に合ったスニーカーを選んでもらった。
さらにセミオーダーの中敷きも作ってもらい、
スニーカーを履いている時は-6°の傾きをなくすように、
土踏まずが高いような中敷きを靴に入れた。
発達障害の姿勢の悪さの改善方法②正しい姿勢で歩く
スニーカーに中敷きを入れてもらって驚いたのが、
6°の傾きを補正した状態で歩くと自然と姿勢が良くなることだ。
今までは腹筋と背筋に力を入れて意識しなければならないのが、
スニーカーと中敷きで簡単にいい姿勢であるくことができるようになった。
発達障害の姿勢の悪さの改善方法③正しい足の出し方で歩く
姿勢が矯正されると逆ハの字で歩くことが逆に難しくなる。
当たり前だが人間は足を真っ直ぐ出すように設計されているので、
正しい姿勢なら足を真っ直ぐ出して歩く方が楽なのだ。
※慣れるまではかなりしんどい
僕は32年、間間違っていたとはいえ、それが当たり前の姿勢だと思って生活していた。
ふと気を抜けば足が内側に傾きそうになる。
だがこのままだと恐らく将来歳をとってから必ず体にガタが来る。
そして今更ながら気づいて手遅れだが正しい姿勢でスポーツをするととてもうまくいく。
僕は昔から足が遅くリレー選手なんて一度も選ばれてたことがなく。
体育の時間もとにかく嫌いだった。
もしかしたらそれらの原因は悪い姿勢でスポーツすることで、
本来の正しいフォームではないために結果が出なかったのかもしれない。
僕は32歳で今更スポーツができても誰も褒めてくれる人はいないが、
今発達障害でスポーツが苦手で悩んでいる人がいるなら、
まずは正しい靴選びと正しい姿勢を身につけることからはじめてみてはどうだろうか。